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SYMPTOM — 骨折

骨折

見た目では捻挫と区別できません。レントゲンによる確定診断を。

OVERVIEW

この症状について。

骨折は骨の連続性が断たれた状態で、外傷性骨折・疲労骨折・病的骨折(骨粗鬆症など)に分類されます。受傷直後の見た目では骨折と捻挫の区別がつかないことが多く、レントゲンによる確定診断が必要です。高齢者の大腿骨頸部骨折は要介護への引き金になりやすく、骨粗鬆症の予防が重要。子どもの骨折は成長軟骨を傷つけると後遺症が残ることがあるため、軽視せず整形外科を受診してください。

SELF CHECK

こんなサインがあれば、受診を考える。

  • 受傷直後の強い痛みと変形
  • 関節を動かせない・体重をかけられない
  • 「ポキッ」「ボキッ」という音がした
  • 腫れと内出血が広範囲に広がっている
  • 触ると激痛が走る一点がある
  • 過去に骨粗鬆症と言われたことがある

POSSIBLE CAUSES

考えられる原因・疾患。

  • 転倒・転落

    高齢者の手首・大腿骨頸部・椎体骨折の主因。骨粗鬆症が背景にあることが多い。

  • スポーツ外傷

    鎖骨骨折・足関節骨折など、直接的な衝撃で起こる。

  • 疲労骨折

    ランナーの中足骨・脛骨に多い。反復的な負荷で起こり、初期はレントゲンで見つかりにくい。

  • 病的骨折

    骨粗鬆症・骨腫瘍・骨形成不全症などをベースに、軽い力で骨折する。

  • 子どもの骨折(若木骨折)

    子どもの骨は柔軟で、完全には折れずにひびのみの状態になることがある。

TREATMENTS

治療法の選択肢。

— STEP 01

保存療法

ギプス・スプリント固定、装具療法、安静、リハビリ。多くの骨折は手術不要で治癒します。

— STEP 02

手術療法

観血的整復固定術、髄内釘、人工骨頭置換術など。転位が大きい・関節内骨折・高齢者の大腿骨頸部骨折で適応。

— STEP 03

リハビリ

固定期間中の他関節の維持運動、固定除去後の段階的な機能回復。早期離床が予後を左右します。

WHEN TO VISIT

受診の目安。

緊急

救急受診
  • 明らかな変形
  • 開放性骨折(皮膚から骨が出ている)
  • 感覚異常・血流障害
  • 強い痛みで動かせない

早めに

当日中に受診
  • 体重をかけられない
  • 強い腫脹と痛み
  • 受傷後数日経っても改善しない

経過観察

翌日までに受診
  • 軽度の打撲・捻挫様症状(レントゲンで除外推奨)

FAQ

よくある質問。

骨折と捻挫の見分けは?

レントゲンが確実です。見た目だけでは医師でも判別困難なことがあり、画像評価が必要です。

ギプスは何週間?

部位・骨折の種類によります。手首4〜6週、足首6〜8週が目安です。

骨粗鬆症の検査は?

DXA法による骨密度測定が標準的です。65歳以上の女性・骨折歴のある方は検査を推奨します。

子どもの骨折は治りやすい?

成長軟骨を傷つけなければ、概ね治癒は早いです。ただし成長軟骨損傷は将来の変形につながることも。

リハビリはいつから?

固定中も他関節の動きを維持します。固定解除後すぐに本格的なリハビリを開始することが回復を早めます。

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編集部監修について

Phase D で整形外科専門医による最終レビューを実施。本稿は編集部監修のドラフトです。診断・治療の最終判断は医療機関で受けてください。